断熱性能について
住宅を建てる際に耐震性と並んで命を守る基準として大切な断熱性能があります。
ここ数日、10年に一度という寒波が訪れ、今朝の熊谷の最低気温は-5.3℃と大変冷え込みました。
寒い時期に心配なのは脱衣場やお風呂等で発生するヒートショックと呼ばれる急激な血圧変化で
命を落とす方が急増することです。
建物の断熱の基準が2022年10月に改訂されました。
これまでは断熱等級4(UA値0.87)が最高等級で2025年よりこの基準が義務化されるという流れでした。
しかしながら、地球温暖化対策が急がれる状況で断熱等級5・6・7と3段階上の等級まで新設されました。
「災害にも強い 緑風の家2.0」では断熱等級6(UA値0.46)を標準として採用しました。
これは現行基準の断熱等級4よりも断熱性能がおよそ2倍に高まり、小さなエネルギーで生活できるようになり、
エアコン1台で建物全体を温めることも可能になります。高騰する光熱費の低減にも役立ちます。