仮住まいのススメ。
こんにちは。リフォーム担当の射手です。
今回は、リフォーム工事中のお客様の生活について書かせて頂きたいと思います。
リフォーム工事は、当然生活しながらするもの、というイメージをお持ちかと思います。
確かに、ちょっとした設備入替工事や、1~2週間位の工事では、工事業者とお客様とでコミュニケーションを図りながら、住みながらリフォームを進めていきます。
しかし、1ヵ月以上のリフォーム工事では、少々お話が違ってきます。
確かに不便を感じながらも、通常の生活をしながらのリフォームも不可能ではありません。
一部屋毎、部位毎工事を完成させれば~というものです。
ただ、この工程には落とし穴があり、通常大掛かりなリフォーム工事では、①解体工事 ②設備配管、電気配線工事 ③木工事 ④内装仕上げ工事 ⑤設備器具取付け という流れで進めていきます。仮に、この工程で1ヵ月の工事期間とします。
それが、住みながらリフォームで、まず浴室と洗面所を完成させ、次にトイレ完成、次にLDK完成~というような工程にした場合、上記のような①~⑤の工事を複数回繰り返す事になります。
工期は、約1ヵ月半~2ヵ月と1.5~2倍位の時間が掛かりますし、当然工事費用の諸経費の部分も全く同じはずがありません。
そこでご案内をさせて頂くのが、仮住まいです。
PanasonicリフォームClubとして提携しております不動産屋さんと引越し屋さんを弊社で手配させて頂きます。
例えば、熊谷市内の築数年の3DKのアパートに2ヵ月間お移り頂き、引越し費用往復でお見積りをさせて頂いて40万円位です。
確かに少々高く感じます。
しかし、住みながらリフォームの諸経費アップと、水廻りが使えない間の銭湯代や外食費・コンビニ代等々を考えると、そんなに大きな差は無いのではないかと考えます。
何より、工事中の騒音・ホコリ・他人(職人)の出入りによる大きなストレスから解放されます。
感受性の高い方は、工事中に病気になられるというお話を聞いた事もあります。
現在、1ヵ月半の工事期間中、徒歩数分の新築アパートに仮住まいされているE様邸の工事中の様子です。
LDK↓
浴室・洗面脱衣室↓
若い息子様が、「1日でもお風呂に入れないのは厳しい。」
奥様も「キッチンが何日も使えないのは困るし、ホコリ等に耐えられる自信もない。」
というお話から、仮住まいを選んで頂きました。
結果、E様は快適な仮住まい生活をされながら、散歩がてらに工事の進捗状況チェックという日常生活が確立されております。
必要最低限の家具・家電のみアパートへ移し、しばらく使わない物は工事をしないお部屋に引越し屋さんにまとめて移動してもらったり、倉庫に預かってもらったりする事も出来ます。
少しハードルが高く思われる仮住まいですが、リフォーム計画中の方は検討されても良いかと思います。
以上、本日のスタッフブログでした。